旅の行程は？
東京→(新幹線ひかり134分)→米原のりかえ→(JR北陸線約10分)長浜→福井駅→永平寺→小松→金沢
今回は長浜での様子を綴りたいと思います。
今回は琵琶湖の北、町屋が印象的な長浜の町で2泊です。米原から長浜までは近く、乗り換えも簡単です。到着するとさっそく駅から「長浜城」がみえますね！
まちやの宿いろは
今回はちょっとユニークな「まちやの宿いろは」に２泊です。
長浜の観光名所「黒壁スクエア」のすぐ近くで、長浜駅からは徒歩10分弱くらい。
「黒壁スクエア」とは明治・大正期の建物を利用したアトリエやカフェなどが列なるエリア。
こちら(上)の写真は(100年の歴史がある古民家一等貸し）。（いろは）はホテルタイプと古民家タイプがあります。わたしはホテルワンルームタイプに泊りましたが、古民家タイプも見せていただきました。2人でも泊まれるようですがとにかく広い！1階、2階が使えて中庭もあります。今はやりの「暮らすように滞在する」施設ですね。
古民家タイプは消防法などの関係で旅館として登録できず、民泊というカテゴリーになるので自社サイトでしか販売できないそうです。参考まで→https://www.iroha3321.com/toukashi/
さて、この古民家の目の前が「本日泊るお部屋」があります。路地を入って右手が全7室のお部屋。その奥、左手がフロントとなります。
フロント奥には「米川」が流れていて、山々からのきれいな水が琵琶湖に流れていきます。
街中このような川が張り巡らされた長浜。とても風情があります。ホテルの方に「ほら、みえます？」といわれ、川を覗いてみると黒い鴨が戯れていました。
ん、これはカモではなくカワウか？？？
４月～12月にはなんと天然の鮎、春にはホタルもみられるそうですよ。
いよいよ、お部屋に案内してもらいます。とても綺麗で開放的。
ホテルというより民泊するみたいな雰囲気。リピーター限定で次回からチェックインを不要に出来ます。チェックアウトは鍵を指定されたポストに入れて帰るだけでOK。
またこちらはギリギリまでキャンセル料がかからなかったり
チェックインも準備ができた場合は、午前中にショートメールが届き自由なタイミングで入室できることも。(基本は15時以降)
今回予約したお部屋は１階なので、窓を開けるとちょっとしたプライベートのお庭があります。冷蔵庫には無料のお水やジュース、ドリップコーヒー等もあります。
水回りも清潔。湯船は広めでゆったり浸かれます。メイク落としや歯ブラシ等の小物、それに冬には嬉しい小分けの入浴剤も置いてあります。
急な雨にも対応の傘も部屋の玄関に置いてあるし、長期旅行者には嬉しいコインランドリーもフロント脇に設置。
このホテルの近くには食べるところもたくさんありますが、宿の敷地内にもレストランがあるのでとても便利です。窯で焼いた「焼きたて薄生地ピザ」が食べられます。
ピザ食べ放題プランなんていうのもありましたよ！薄生地でサクサクおいしいです。
また近くの香港飲茶の出前を取ってお部屋で食べることも可。メニュー表も部屋においてあります。今回は２泊で約15000円でとてもリーズナブルに泊まることができました。
一言でいうと、「コスパがとってもよく」「運営面の頑張りをすごく感じる」ホテル。
長浜では色々みてまわりたかったので「とても使い勝手がいい、それでいて味気ないビジネスホテルとは一線を画す宿泊施設」という感じです。
旅ってその時々で目的が色々違ったりしますけど、こういう使い勝手の良いお宿もぜひ自分の引き出しに入れておきたいですね。
京極寿司で夕食
お腹が空いてたまらなくなってきたので、夕食はお宿でいくつか教えてもらったうちの「おすすめ1軒」「京極寿司」さんにしました。
お宿から徒歩５分くらいです。長浜の地ビール。味はあまり好みじゃなかったな。
地元の方に混ざり、私のようにひとり旅をしている風の方も２人ほどみかけました😋
今回はコース料理。約4000円のお得コース。焼き物は(ハタハタ)おいしぃ♪
写真の外にもお刺身や天ぷら、デザートまでついています。
このボリュームで安くない？板さんもいい感じ。元気な「ありがとうございましたー」の声が響いてました。なかなかいいお店でした！
観光
歴史的建造物が多い長浜。徒歩圏内に見どころ盛り沢山です。日本で一番古い駅舎やお寺や神社、そして何よりも羽柴秀吉こと豊臣秀吉が初めて築いた居城「長浜城」跡が琵琶湖の畔にあります。
現在は長浜城歴史博物館としてその姿をみることができます。
※2022年３月末まで耐震工事中
織田信長による浅井攻めの功績により、信長から北近江を与えられた秀吉。名前の1文字をもらい「長浜城」と名付けたとか。
今回はもう少し足を伸ばして、「高月駅」「木之本駅」へも向かいました。JR北陸線で長浜駅より10～14分位。平安時代の「十一面観音」など由緒ある観音像を安置する寺院やお堂が点在しているエリアです。係の方の説明も聞くことが出来たので、とてもよかったです。
サラダパン
そして木之本駅まで来たら、やはりここに立ち寄らなければ！歴史的建造物が立ち並ぶ、北国街道沿いにある老舗パン屋さん「つるやパン本店」。
駅から徒歩5～6分です。江戸時代、多くの大名や岩倉具視が泊まったという旅籠などもこの辺りにあります。この昔の旅籠の向かいが「つるやパン本店」です。→
滋賀県のソウルフード・コッペパンにたくあん漬けをサンドした「サラダパン」を購入。
コッペパンは柔らかくて、味つけはしつこくなく、ペロッと２つくらい食べられそう。なぜかクセになる味。店先の椅子に座りパクリ！いただきました😋
美しい山々や琵琶湖を眺め、歴史的背景を想いながら歩いた湖北エリア。ステキな旅になりました。次は福井県の永平寺に向かいます。
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