旅の工程は?
東京(新幹線)→米原のりかえ(JR北陸本線快速)→長浜(JR北陸本線線特急)→福井(JR北陸本線特急)→小松(JR北陸本線特急)→金沢
自由気ままな「ひとり旅」の記録。
3日目は琵琶湖の北の街、長浜(滋賀県)を後にして福井県に向かいます。
一番の目的はなんといっても「曹洞宗・大本山」禅の道場としてあまりにも有名な永平寺です。
映画「禅」をみてから、ずっと行きたかったところ。あのスティーブジョブスも、憧れていた場所ですネ。
長浜→(JR北陸本線快速・約13分)米原→(JR北陸本線特急・約60分)福井→(京福バス約30分)→永平寺
長浜→米原間の特急券買ってしまうというミスをしましたが、近いので快速で充分です。
永平寺行きバスは、福井駅東口に出ると「えちぜん鉄道内」に「京福バスチケット売り場」があるので、そちらでチケットを購入。
目前のバスターミナル「2」番から発車します。
えちぜん鉄道の永平寺口駅もありますが、永平寺に行くならバスの方が便利です。
柏樹關の様子
永平寺バス亭で降りるとすぐに、ほわーんとお香のいい香りがします。
永平寺から流れて来たのかな。とにかくそれがまた「この地にとうとうやってきた!」と気分が高揚してきます😌
墨絵のような風景が広がっています。
バス亭からお宿までは、徒歩3分くらい。雪がかなり降っていた様子が、伺えますね。
永平寺のお宿らしい外観です。
この辺りは山の中なので雪深く、冬は相当冷え込むので、修行もとても厳しいものだと想像ができます。
フロントの様子。「柏樹關」は永平寺が建てたお宿で、運営は藤田観光です。
シックで、すごくスタイリッシュ。洗練されていますねぇ。しかも2019年に出来たばかりなので、とても新しいのです。
旅館と宿坊の中間に位置する施設として誕生しています。
(柏樹關オリジナル・永平寺杉使用)のお香のほのかな香りが、宿全体に広がっています
はぁぁ😌ほど良いあかりが灯る廊下を歩いて、2階のお部屋へ。
204の表札が素敵だなと写真に収めたら、越前の漆でした。
お部屋はアレクサが対応してくれますので「アレクサ〰️」って声をかけてあげましょう。
奥は和室になっていて、これがまたいい。座布団も厚め&硬めで、座り心地がなんとも気持ちいいのです。
部屋着は作務衣みたいなものでした。浴衣より断然こっちのほうがすき!
柏樹オリジナル和菓子がふたつ置いてありました。中が甘さ控えめのあんこで素朴・上品な味。こういう和菓子も好き。
洗面台も越前の焼きもの。色合いが絶妙でかっこいい!
温泉ではないですが、大浴場(露天風呂あり)もあります。
ひんやりとした夜の空気と露天風呂。気持ち良かった〰️。お部屋はシャワーだけ付いています。
座禅と朝のおつとめの様子
そして、こちらのお宿の最大の特徴は「座禅体験」と「朝のおつとめ」に参加できるところです。
座禅は到着した当日15時半からなので参加即決。
でも「朝のおつとめはどうしよう・・・」夜明け前の4時集合。修行僧のお話を1時間、そのあと読経を30分くらい?そして暖房の効いていない館内を案内してもらえる約3時間のイベント。
果たしてわたしは大丈夫なのか?居眠りしないか?寒さに凍え気が遠くならないか?
結果…朝のおつとめは「すばらしい体験でした!!!」
あくびなんて出る暇もない。自分をみくびっていました(笑)
厳しい修業で有名な永平寺。お写真は撮れない場所も多いのでHPより。
到着日の座禅体験はなんと「修行僧の方とわたしだけ」というありがたい経験となりました。
正しい姿勢を指導して頂いたのですが、はじめてなので変に身体に力が入り、呼吸がうまくできない感じでした😰
朝のおつとめは夜明け前の4時から。薄暗い中で、宿から永平寺に向かう道のりさえ神々しい。
到着すると先ずは1時間ほど、僧侶の方からお話があります。とても温かい雰囲気の方でした。
「永平寺に来られたキッカケはありますか?」と聞かれ「はい、映画の禅をみました」
「どう感じましたか?」「…」
「あの…不思議な感じがしました」
なんと語彙力がないのか。いや、私の特長でもある。
言葉を発するとき、自分の想いを真剣に伝えようとすると、言葉選びにとても慎重になり、軽々しく言葉を羅列することが、できないのでありました。
僧侶のお話のあと、皆さまが修行されている建物に足を踏み入れます。
もうその空間たるや別世界。長い緩やかな木造の廊下。夜明け前の静寂の中、音を立てずに一歩、一歩、登っていきます。
暖房は効いていません。冷えきった空気がより一層気持ちを引き締めてくれます。
いよいよ始まりました。なんと今回の参加は私ひとりだけ。
何十人もの修行僧の読経は荘厳で、一気に引き込まれます。お焼香もさせてもらい名前も読み上げてもらいました。
これは本当に格別の体験。朝4時を心配しましたが、なんだろか。
自分でも不思議なほど、しっかりしている自分がいました。それは体感として緊張ともちがう、なにかすごく健やかな朝4時だったのです。
みなさんも柏樹關に泊まるならば、ぜひ参加してみてください。
ホテルからずっと案内係の方がついてくださるので、知識がなくとも何も心配はいりません。
精進料理
お食事は、「精進料理」と「和食膳」を選べます。私は精進料理を選びました。お食事の一部をご紹介しますね。
前菜。春を感じる(ふきのとう)や(こごみ)白和えなど。
湯葉や柚子コンニャク
福井県産打ち豆汁。いつも飲むお味噌汁とは少しちがう味。これも好き〰️!
ご飯はつやつや、ぴかぴか。福井県産「いちほまれ」というブランド米。すっごく美味しい白米でした。
デザートは胡麻豆乳寄せ
朝食はお粥でした。小鉢の数々。肉大豆甘辛煮、麩の辛子和え、昆布炒め煮など。
朝は福井県産「こしひかり」
精進料理は大満足。なんと胃腸がスッキリ、元気な朝を迎えたことか。
しかも朝のおつとめで4時起きだったのにもかかわらず、身体も頭もスッキリ。前日は座禅もやっているしね。
「精進料理は物足りないかも」と心配な人は精進料理をベースにした和食膳もあるので、そちらを選ぶといいと思います。
最後にまとめ
「柏寿闞」は、また泊まりたいと思うとてもいいお宿でした。1人宿泊で約26000円位でしたが、座禅、朝のおつとめにも無料で参加できます。
二人で宿泊すれば更にコストも下がり、コストパフォーマンスはぐっと上がります。目的とか好みにもよりますが、一つ一つが洗練されたとてもいいお宿だと思います。
ちょっとした売店もあるので、旅の思い出に何か購入もできますよ。
わたしは柏寿闞オリジナル(永平寺の杉)のお香を購入。館内で使われているものと一緒ですごく上品ないい香りです。
以上、永平寺編でした。
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