岩井温泉
鳥取空港から車で30分(※米子空港からは国道9号約2時間)で古き良き時代の姿をそのまま残す岩井温泉に到着です。この岩井の里で1200年以上続く温泉文化を守り続けているそうです。

泊まる宿は【岩井屋】さん。総部屋数13室でとても落ちついた雰囲気。

日帰り温泉もあります。地元の方々が使っているような感じです。↓ゆかむり温泉

小さな温泉街ですが、風情があって好きですねー。ふらふらと歩いていると地元の方の当たり前の日常がそこにあるわけですが、東京からやってきた者にとってはそれらの風景は写真や心に留め置きたくなるそんな景色です。


館内
この日は自身を含め3組しか宿泊しておらず、とても贅沢にこの素晴らしいお宿を満喫させてもらいました。玄関を入ると写真左手がフロント。右手に小さな売店もあります。

こちらはコーヒーラウンジスペース。新聞や本なども用意されています。

中庭を眺めながらゆっくりと優雅なコーヒータイムはなんと幸せなこと。到着してまず1杯…お風呂上がりに1杯…翌朝も1杯☕️

そしてこの優雅なコーヒータイムは、地元の作家さんの作品から好きなカップを選べるのです。こういう「小さなおもてなし」が旅をする中での楽しみです。


そして宿は至るところに生花が飾られていてとても素敵です。近くの山々で咲いているお花でしょうか、生け方がなんともお洒落。

また宿全体はお香のような香りに包まれこれもまた癒されます。

ツツジ

お風呂
長い渡りを歩いて行った先にお風呂があります。渡りの両サイドは中庭になっていてなんとも風情ある純和風旅館です。

お風呂は時間で男女入れ替え制。

かなり年季が入っているようにみえますが、そんなことはなく大変きれいにメンテナンスされつつレトロさも醸し出しているというとっても渋い温泉です。源泉かけ流しが最高!

真ん中はかなり深くなっていますので気をつけたいところ。

大きくはないですが露天風呂もあります。

翌朝は男女入れ替わり↓こちらに入りました。

お部屋
お部屋は階段を上ったところの2階。

今回のお部屋は「やまぶき」。鍵をガチャっと回すタイプ。

お風呂はお部屋にはなくて、お手洗いと洗面台のみあります。

お部屋からみる景色はこんな感じ。趣ある立派な旅館がすぐそばにみえます。

反対側をみてみると遠くに山々が。どこか懐かしい原風景。日本を旅する外国人の皆さまはこんな風景が心に沁みるのではないでしょうか。

夜はお布団でグッスリ。お食事している間に敷いてもらいました。固めで気持ち良い。

お食事
さてさてお食事はどんな感じかしら?朝夕ともにお食事処で頂きました。のれんがあるので半個室風。ひとり旅でものんびりお食事ができます。

メニューにあるドリンクはアルコールも含めフリーです。地元の梅酒を1杯だけいただきました。出来れば地元の冷酒も飲みたかった…ナ。お酒弱いし明日は東京に戻り仕事。ここは内臓を休めねば😅

八寸。岩井屋さんはとにもかくにも量が多いです。わりとよく食べるのに泣く泣く残してしまった無念さが今でも…。

順番はバラバラですが…お刺身。ブリとかまぐろ。そして一番大好きなイカがたっぷり!

天麩羅もサックサク。あしたばやエビ、イカなど。

柔らかくて美味しい鳥取牛。塩とお刺身についていたワサビをつけて自己流でいただきます。大人になると断然和牛は塩ワサビ派に!

炊きたてご飯もおひつにたっぷり。

蟹も出てきましたよ。身を取り出す作業は案外労力がかかり集中力もいるとつくづく思います…🤭


お酒のあてに最高な小鉢。イカが濃い味で絡めてあります。塩辛でなくなんというかな。

以下は朝食です。こちらも美味しかったしヘルシーで身体が喜んでいそう。

温かい土瓶蒸しがあるのはいいですね。山の朝は少し冷えますから身体が暖まります。

田舎料理の数々。立派な懐石料理もいいけれどこんなほっとする味が食べたくなります。

豆腐でできた竹輪。

以上「岩井屋」さんのお食事でした。量が多いだけでなくおいしくて大満足です。お風呂もお宿全体の雰囲気もどれをとっても素敵なところでした。またこの小さな岩井温泉街全体が「何にもない!」と思うか「最高!」と思うか人それぞれだと思いますが、個人的には自分の求める姿がここにはありました☘️
鳥取砂丘コナン空港周辺観光の様子はこちらです↓
↓米子鬼太郎空港ひとり旅の様子はこちらです↓

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