金沢駅から特急サンダーバードに乗って30分弱。あっという間に加賀温泉駅に着きました。
加賀温泉郷の1つ山中温泉は少し奥地なので、ここからお宿の迎車に乗って
20分位走ります。
山中温泉(花紫)
今回のお宿「花紫」さん。加賀温泉郷の中では大型旅館が少なく静かな雰囲気の山中温泉。
川沿いに建つ昔ながらの純和風旅館です。
ロビーは4階で大きな窓からは深いグリーン色の川を眺められます。まだ冬景色ですが桜満開になればかなり華やかな景色になるのではないでしょうか🌸
お部屋は「純和風」
私たちは1階のお部屋で大きな窓からは、深いグリーン色の川を望めます。3月中旬で
まだ桜は咲いていないので少し淋しい景観です。
生花がお部屋に飾られていて可愛い。
玄関を入ると坪庭のようになっていますね。
花紫さんは感染予防をかなり徹底されていました。お茶と和菓子をお部屋で頂きながら
館内説明を受けます。春が待ち遠しくなる和菓子。
露天風呂からの景色は目の前に山々。視線を下に向けると川が流れています。
お湯は透明で柔らかい感じで、匂いはありません。
花紫のごはん
今回の宿泊で一番よかったのは、何といってもお食事。とにかく美味しかったナ。
広く間隔がとられたお洒落なダイニングで朝・晩いただきます。※一部をご紹介しますね。
アラカルト懐石といって、単品メニューから好きなように自分好みで組み合わせ
「自分だけのオリジナルコース」を作れます。面白い試みです!
「悩んでなかなか決められない・・・」という人のために、
板長さんが2パターンのコースを提案してくれています。内容をしっかり熟読して(※真剣です🤣)
板長提案130ポイントコースにきまり!
春の息吹き「こごみ」がなんとも艶やか。グリーンが映えます。
河豚の焼き白子おいしぃぃぃ。
⦅河豚の白子VSタラの白子⦆は、河豚の白子の勝ち!ただの好みですけど…(;^ω^)
濃厚過ぎないところがいい。
ハマグリ大っきい~。ビビる~。こんなの初めて(゜_゜)
地蛤と筍の出汁しゃぶ鍋。湯葉とか新昆布も→シャッキシャキでこれもおいしぃぃぃ。
和牛ヒレ肉の炭火焼き。行者にんにくの風味が効いててポン酢でいただきます。
このヒレ肉も柔らかくてすごくおいしかった。おいしいを連呼してしまうナ。
デザートはいちごのパンナコッタ。
朝食の様子です!
ゆげ街道
山中温泉の目抜通りといえば、「ゆげ街道」です。今回宿泊の「花紫」から
のんびり徒歩で15分くらい。
ゆげ街道入口の辺りには、公共温泉浴場がありました。こちらは男性用の建物。
すぐ隣には女性用の建物もあります。地元の方々がお風呂セットを片手に入っていきます。
毎日の生活に温泉が当たり前のようにあるのでしょうね。いいなっ!
その横には観光案内所がありました。
山中漆器
この通りには「山中漆器」のお店がいくつかあるので興味がある方はゆっくりみて
まわると楽しいです。同じ山中漆器とはいえ店舗により個性が光るようなので
じっくり見比べてみても!
ただこの日…木曜日は定休日になっているお店も多いようで、
私は1軒のみしか覗けず。でも気に入ったものが見つかり、旅の思い出に購入しました!
☆ゆげ街道⦅我戸幹男商店⦆さんで購入したフリーボウル。
☆花紫と⦅我戸幹男商店⦆さんのコラボの湯呑。
こちらは朝食に出てきてとても気に入ったので、お宿の売店で購入しました。
すごく軽くて口の部分が薄くてフォルムがとてもいいのです(⋈◍>◡<◍)
(持ちやすさ抜群!)漆器は熱が伝わりにくいのでとても実用的。
こおろぎ橋
ゆげ街道から渓流沿い遊歩道に向うと「こおろぎ橋」があります。
川沿いは桜の木々がずっと続いて、開花すれば東京の千鳥ケ淵 のように華やかになりそう。
まだしばらくは時間がかかりそうな雰囲気(3月中旬)
まとめ
山中温泉は「華やかな温泉街」ではありません。ただ静かに温泉を楽しみたい人にはぴったり。
初めてお邪魔した「花紫」さんは昔ながらの純和風旅館で、とても上品なお宿。
お部屋から眺める春直前の風景は正直「とても地味です(;´・ω・)」が
桜が咲くとガラリと変わるでしょう。
とにもかくにも「お料理がとてもおいしいお宿」でした!!!
旅先で趣味と実用を兼ねて少しずつ漆器を集める楽しみがあるので
今回、漆器の里(山中温泉)に足を延ばすことができてすごくよかったです。
自宅に帰り、笹寿司を頬張りながら旅の思い出を綴るのでした。
おしまい。
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