ん?人がいないぞ。夜の街
月曜日の銀座。あれー。ぜんぜん人がいない。街中にいるのは
暇を持て余している同業者の男性陣。スカウトマンやクラブの関係者が
携帯を片手に街角にたっていますが、決して飲みに来た人々ではない。
東京都が<まん延防止等重点措置>の要請を出したというニュースで
街は大きく様変わり。まだ実際には要請段階で、正式に出たわけではないものの

夜の街はまるで、<緊急事態宣言>のような静けさ。
特に銀座という街は、この影響を大きく受けやすいのです。
運命共同体
経済はグルグルとお金が回っていて、銀座の街を一つとっても
皆、<運命共同体>です。お誕生日、周年、開店祝い。様々なイベントで
お花の出番があり(お花屋さん)出勤前には髪の毛をセットをし(美容院)
仕事前には<同伴>という名で使われる飲食店があり、一方の仕事あとには
<アフター>と呼ばれる場所、飲食店、bar、カラオケ店などがあります。

そして電車がなくなる時間に帰宅する者たちにとって、大事な足であるタクシー。
他にもあげたら、キリがないですけど、
このすべてが一連の流れとして、お金がぐるぐると回っています。
月曜日の22時過ぎ、街中をあるいてみると、サラリーマンの憩いの場、新橋駅も
人がかなり少なく、プロント、モスバーガー、銀座アフター定番のうどん屋<木屋>さんも
クローズしています。木屋さんといえば、深夜営業のうどん屋さんとして
銀座で働いているものにとって、定番の深夜食。コロナが流行する前には
常に満席だったお店です。
タクシー運転手さん
帰宅時、タクシーの運転手さんと世間話をすることがよくあります。

「なんか全然人がいないですネー銀座」運転手さん
「ほんとですよ。企業の方々も飲み歩けなくなって、キャンセルばかりです」わたし。
「いや~何だかもう緊急事態宣言が出ているような静けさですね」運転手さん。
もうほんとに、気をつけながら頑張るしかないですね!頑張りましょう!!!
こんな風に、タクシーのドライバーさんに励まされ、励ましタクシーを降りるというのが、
コロナ渦の定番となりました(◎_◎;)
わたしたちは運命共同体です。