自分の店を持ちたい!現実はどのようなものだろうか。

めざせ!そこそこの仕事
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一時の常識は非常識

時代はどんどん変化していくし、昔の常識は、いとも簡単に非常識になってしまう。
人生も100年時代だとか、個の時代だとかやたらと言われるようになってきて

どのような道を歩んでいけばよいのだろう。世の中には華やかな

成功者の情報が溢れているけど、なんだか遠い存在のようにも思える。

ということで50歳もそろそろ迫りつつある私。
ただの普通の人間がある程度、幸せに暮らしていける目途が立ってきたので、

少しでも役に立つ情報はないだろうかと、新年早々にまとめてみました。

飲食業の現在

自身は銀座でお店を経営していて、10年目に入ったところです。
コロナ渦で、2店舗あったお店を1店舗に縮小。

今のところはそれなりにやっていけています。

もちろん売上は下がっているけれど、経費も大幅に下がっています。国や都からの
支援がなければ一先ず完全撤退という選択以外なかったので、そこは心から感謝です。

飲食業は参入しやすい

カフェ、Bar、居酒屋等、飲食業はだれでも参入しやすい業種
<そこから継続できるかどうか>こそが、大きな課題。

物件を探すときは勇気をだして、その街の不動産屋さんに直接、足を運ぶ。

  • 不動産屋さんは外に出さない情報を持っている
  • ネットに出ている情報は古かったり、ただの客寄せ情報の場合もある。
  • 街の事情がよく分かっている、地元の不動産屋さんに行く
  • 居抜き店舗、又はリース店舗(家賃は少し高くなるけど、内装はできている)物件をさがす

小さくビジネスを始める

色々な夢や理想があるとしても、個人レベルでやるならば、小さく始めるのがいい。

  • 初期費用をあまりかけない。(自分で多くの資金を使って内装を作らない)
  • 想定通りにはいかないので、できれば無借金で始めたい。
  • 自分でやれることは全てやる。正社員の外注化=業務委託契約

イニシャルコスト

  • 銀座の自身のお店→保証金は家賃の10か月
  • 不動産仲介手数料、火災保険など

その他、防災、食品衛生、深夜営業許可、風営法など
色々な講習があり、それらを受けて許可を取らなければならない。

初めはそんなことチンプンカンプンだけど大丈夫。

<お店を出したい!>と思った場所のど真ん中にある不動産屋さんだと

お店を出すにあたり、何をしなければならないか、どんな行程を組まなくてはならないか?
ということをよく教えてくれます。これが適当な仲介業者となると

全く街の事情もわからず、裏情報も持っていません。

夢みた自分のお店?

個人がお店を出すにあたり、もっとも大事なところのひとつが
もともとある程度の顧客(見込み客)を掴んでいるか?

お料理が好きで、とか、ソムリエの資格をとって、とか
<コーヒーが好きでたくさん勉強したし自分のお店を持ってみたい>

と夢いっぱいでスタートしても、利益を出し続けるのは、そう簡単ではない。
(趣味のお店ならOK)

それよりも多かれ少なかれ<見込み客>がいるのかどうか?そこが重要になり
どこかに勤めて、そこである程度の実績をつくり、そののちに独立するのがスムーズ。

見込み客がないままお店をスタートして、そこから広告(一休、食べログ)などを沢山打ち
新規開拓をするのは、お金もかかるし、時間もかかる

その間に潰れてしまうかもしれない。美味しいお店はいくらでもあるのです。

また、SNSを駆使するのもかなりのレッドオーシャンで厳しい戦いを強いられる
かも。一過性の流行りのお店を作るならともかく、

個人が細く長く続けていくには、やはり王道は昭和スタイル
お店をオープンする前から<自身の応援団>作っておくことが成功確率を高めてくれる。

まとめ

自身は銀座の街で10年お勤めをして、そこから独立しています。
それ以前も、それこそ街は違えど、同じ業種で働いていたこともあり、

かれこれ20年以上のお付き合いがある方々も何人もいます。だんだんと
現役引退されたりしていきましたが、この10年の間にお客様がお客様を

繋いでくださいました。

お店は13坪からスタートして、手元資金は全部で1千万円。

その資金は全て初期費用として使ったわけでなく、最初の数か月は
売上が少なく、多少の補填が必要になるかもしれないと考えて用意した予算です。

※もっと少ない予算でも、街によっては、いくらでもスタートラインに立てます。

  • なるべく一人でやる。
  • 初期費用をあまりかけない
  • オープン時の見込み客は必要

この辺りを再確認して、小さくスタートすれば成功確率はグンとあがります。

個人事業主になる、副業をする、投資をする、これからは新しい常識のもと
自分自身で道を切り開いていくことが必要とされる時代に突入したようです。

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