銀座でお店を経営しています。ここに来て、ウイスキーがぜんぜんない!
※取引先から入ってこない状態で、ネットや街の酒屋さんで定価の倍、もしくは
それ以上の高値で取引される状況。
全然ないよ。ウイスキー
今年もそろそろ終わりに近づいてきましたが、困ったものだ。
<ウイスキーが軒並み売り切れ!>もともと品薄な状態のものもあったけど
ここにきて、その波は国産ウイスキー全般に及んでいる。
それに加えて、スコッチも種類によっては入荷しないときている。

なんなんだ!売れるものが日に日になくなってきたぞ。
メーカーさんと話しをしたところ、高級酒を中心に品薄状態とのこと。
コロナ自粛明けの、<プチバブルと船便の遅れ>その辺りに要因がありそう。
世界はインフレとの闘い
世界ではまさにインフレとの闘いが正念場。
コロナパンデミックで世界各国が大胆な財政出動をしたツケを
これから慎重に正していく段階。
世界の優秀なリーダーたちが、むずかしい舵取りをしているけれど
一歩まちがえれば、世界経済が一気に冷え込んでしまう。そんな中で英国が一番乗りで
政策金利0.15%利上げに踏み切ったというニュースが飛び込んできました。
オミクロン株がくすぶるなかでも、それ以上にインフレの脅威が上回っていると理解。
日本も本格的なインフレになる?
そこで、長らくデフレマインドが染み付いている日本はどうなるのだろう?
インフレの脅威なんて国内では忘れられているほど、長らく物価は上がらなかった。
世界をみれば、特にトルコなんて恐ろしいインフレに見舞われていて
食料品、日用品は毎週のように値上がりして、買いだめも起きている模様。
乳製品店では、<やむなくチーズを来月から50%値上げします>という張り紙も
見かけるほどだというのだから。

政府は最低賃金を50%引き上げて、国民の不安や怒りを払拭しようとしているようですが
さすがに、ここまでの状態には日本はならないにしても
それでも、備えあれば憂いなし。国産ウイスキーが完全な品薄になっている状況から
多岐にわたって波及していくかもしれない。
こちらは、今現在、メーカーさんから「潤沢にありますよ」と言われている種類の
ウイスキーも少し在庫を抱えることにしました。これらだってどうなるか分からない。
店を経営するものにとって、売るものがなくなれば、死活問題だもの。