お庭のお便りが届く
今日は、大先輩から2枚の写真が届きました。ご自宅の庭園は四季を通して
様々なお花が咲き、時折その様子を知らせてくれます。こちらは<サザンカ>
奥には柚子の実が、たわわにがなっている~(^^♪

サザンカって、少しツバキと似ているけど、
一番の違いは、サザンカは花びらがひらひらと散って終わり、ツバキは花首から
ボトッと落ちるところ!ツバキ⇒

そして、もう一枚の写真はこちら。立派な樹木は(きゃらぼく)だそうで
なんと60年以上も生きているそう!
高さは2m位にしかならず、幹が地上を横にはうように伸びる常緑樹。
南天の紅とのコントラストが美々しい!

キャラボクと香木の伽羅
きゃらといえば、香木の伽羅をすぐ思い出します。ときの権力者がこぞって欲しがった
香木(こうぼく)。<蘭奢待/らんじゃたい>と名付けられた1級品の伽羅香木は
誰もが手に入れられるものではないものの、
天下人、織田信長公は、強引にも約5.5センチを切り取って、天皇を威圧し、
自身の権力を世の中に知らしめたというのは有名なはなし。
※ひとり旅で行った安土の<信長の館>に展示されていた、信長公肖像画。
なんだか少し、フレディーマーキュリーに似てる?イケメン!

でもお庭にキャラボク?確かに先輩のお家は由緒正しい歴史があるおうち。
でもでも、伽羅木って今や、金より高値で取引されている稀少なものよね?
「危ない、危ない!」自宅の庭にあるなんて、泥棒がくるんじゃない⁈
一人で興奮していたところ・・・
あらやだ。
香木の伽羅とキャラボクは別物だって。そりゃそうか。香りが少し伽羅に似ていることから
その名がついたということでした。ホっ!
しかし、織田信長公が切り取った伽羅香木、その名も
<蘭奢待・らんじゃたい>ってなんだか、とってもかっこいい名前。
奈良県の東大寺正倉院に現在も保管されています。見に行きたいな。
蘭奢待とは、<東・大・寺> の文字が隠されているんですよね。
とてもロマンを感じるなぁ。
うちのベランダは?
うちのマンションはというと、ベランダで唯一咲いているのは、オルガンザという品種の菊。
自立できないので、割りばしを挿して、寄りかかってもらっています(;^_^A
最近は、まもなく咲きそうなツボミを含めて、合計で3輪になりました。

菊の育て方はよくわからないけど、来年も咲いてくれたらいいな。
「自由に好きに咲いて、育ってね。みんなと同じじゃなくて、いいんだよっ」
これがうちのモットーです。