京風?銀座裏路地(こなから)さん
昨夜は仕事が終わって、少しだけ四人でおでん屋さんに立ち寄りました。
久しぶりに再会した、お店オープン以来のお客様というか、仲間?(笑)が
お店の再開を祝って誘ってくれたのです。ありがとう( ;∀;)

緊急事態宣言が解除され、街に人が沢山戻って来たという報道をしばしば見ますが
内情はどうでしょう…かねぇ。
私は銀座の街で商売をしていますが、ここは接待で使われるお店がとても多い場所です。
夜の街に関していえば、全体としてはまだまだ静かな印象です。

1次会(お食事)2次会(女性の接待があるお店)最後の締めのお店(バーや軽くお腹を満たすお店)
が連動して動いているので、ここが全てスムーズに流れていかなければ
街全体は活気が出てきません。

(下写真)は、牡蠣おでん。沁みるね~
深夜に食べるには胃に優しく、肌寒くなってきた秋にぴったりの1品。

銀座の夜の街。復活なるか
業界内では、「さあ、皆さん!自由にご商売をやってくださいね。」と
お上に言われたその日からが、本当の勝負になるだろうなぁ…と話していましたが
その通りになりそうです。
よく立ち話をするお寿司屋の板さん。
「これから年末年始にかけて、持ちこたえられず閉店するお店が続出するかもな」
と話をしました。そのようなリスクは潜んでいるように思います。
私自身は店を構えて10年という歳月が流れ、50代になった頃には何とか仕事のペースを
緩めていきたいという漠然とした考えがありました。
今後、支払いさえ滞らなければ、昔のような活況が戻らなくともいいかな、と。

ちょいと楽観的ですけどね(;^_^A この10年間である程度は蓄えました(笑)
もともと物欲もありません。人生美味しいものを食べて、旅をして
心穏やかに過ごせる仲間が少しいれば。
時代に合った形でお店も変化を続けて、今いる仲間が心配なく働いていければ
それが一番です。
しかしながら、街全体としてみれば、昔の活況を恋しく思ってくれてるお客様も
沢山います。
街の誇りと自身のライフスタイルの想い、その狭間で悩ましいですけどね( ;∀;)