人生100年時代、正社員の定年廃止へ向かう?~FIREを目指してひた走るひとり言

ニュース・本

⦅短い自己紹介/自営業。2020年4月より要請を受け、休業などを繰り返しながら日々過ごす。
FIRE生活を疑似体験中⦆

今日、日経新聞でこんな記事を目にした。『正社員定年廃止』
生涯現役時代に企業が備えるというものだ。YKK、ダイキン、三菱ケミカル、etc
名だたる大企業が、定年引上げ、再雇用拡大、定年廃止へと舵を切り始めている。その背景には
以下の改正法が大きく関わっているようです

21年4月に施行された改正高年齢者雇用安定法があり、従来制度では企業は従業員が希望する限り65歳まで雇用を継続する義務があるが、法改正で70歳まで就業機会確保の努力義務が課された。

引用 日経新聞

この記事をみて幾つかの感情が沸いた

年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられるなか、60歳で放り出されてもそりゃ困るよね
この法改正を機に何とか生活が成り立つならば良い法案だ。。。

いやいや、正直に言えばそれは表向きな気持ちに過ぎない。もっと気になったのは
『会社に何にも利益をもたらさない、ただいるだけの人が増加しないだろうか』それにより
『無駄な人件費が増大して会社の利益が圧迫されないだろうか』
『仕事ができる人のモチベーションが低下しないだろうか』

う~ん、どうしても、ネガティブなきもちが勝ってしまう。

ただ年齢で区切るのは、全く違うと思うし、例えば
専門性があったり、後進を育てるのにとても長けている人だったり

その人に『生産性があるかどうか』

そこがとても大事で、正当な評価のもとお給料が支払われるならば年齢はまったく関係ないとおもう。
→けど正当な評価ってむずかしいよね、特に大企業って^^;


日本はいまだ年功序列が残っていて、どうしてもしわ寄せは、『できる若い人』
『仕事を2人分、3人分する中堅』になる。本当だったらもっとお給料を取ってもいい人達が
仕事をしない、出来ない人達のお給料分まで面倒をみているようなものだ。

グローバル化が物凄い勢いを増している中、海外と渡り合うために
少しずつ改善されているようではあるけれど
年功序列も早いスピードで完全撤廃して、能力給をより一層強めて欲しいと思う。
またそれと同時に『べーシックインカム』という議論も必要になるのかも知れない

この時代の過渡期、一番厳しいのは、40代、バブルを経験している50代ですよね( ;∀;)
定年廃止は朗報とも取れる?けれど一方で年功序列システムはどんどん撤廃されていくだろうし

会社に入社してから黙々と自分のスキルアップに力を注いできた人など
さほどいないと思う。こんな時代が来るなんて思っていないだろうし、転職だってきびしい。

経費もわんさか使えて良い時代を逃げ切ったもっと上の世代なら本当にラッキーだ。
(好き勝手言ってます(。-人-。) ゴメンネ)


若い世代の人たちは、まだまだ時間という資源も持っているし、それこそ私たち世代より
どんどん自分のスキルアップをしたり、人生計画に余念がないだろう。
『サイドFIRE』なんていう人たちも若い人から増えてきそう。

転職、副業ももっと盛んになって、新しい市場がどんどん生まれて
経済が活性化していくといいなと思います


タイトルとURLをコピーしました