ホセ・ムヒカの言葉 世界でもっとも貧しい大統領の本を読む~FIREめざしてひた走る日々

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⦅短い自己紹介/自営業で2020年4月より休業を繰り返しながら過ごす/FIRE生活を疑似体験中⦆

ホセ・ムヒカの言葉~世界でもっとも貧しい大統領
双葉社1000円+税
佐藤美由紀 著者

貧乏な人は少ししかものを持っていない人ではなく
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

ホセムヒカの言葉より引用

南米ウルグアイ(ブラジルとアルゼンチンに挟まれた南東の国)
第40代のウルグアイ大統領
青年時代ゲリラ活動に従事して1972年に逮捕される。

釈放されるまで約13年間の過酷な獄中生活を送ったという経歴
大統領らしからぬ質素な生活ぶりも注目されて【世界で一番貧しい大統領】と
呼ばれるようになった人。


【世界で一番貧しい大統領のスピーチ】という絵本も出ていて、
以前それを読んだことがあって、とても感銘を受けたので
今回はこちらを購入して読んでみました

ムヒカ元大統領の波乱万丈のヒストリーが描かれていて、心に突き刺さる
信念の言葉の数々が紹介されています。

【本のネタバレ】

わたしが一番クスッと笑った心温まるエピソードはこれ。
【メキシコ大統領の専用機に便乗したムヒカ大統領?】、

2014年キューバの首都ハバナで開かれたラテンアメリカ/カリブ諸国共同体の
首脳サミット出席したムヒカ大統領、さてサミットが終わり自国に帰るために
どうしたか。なんとぉー!

メキシコ大統領の専用機に便乗して、自国まで送ってもらったという(笑)
その際メキシコ大統領の隣に座って話をする、いかにも

気のいいおじちゃん(ムヒカ)の写真が公開されたそうです~愛くるしいキャラ♡

普段遠い海外への出張はエコノミークラス、あとは大抵自身の古~い車を自分で運転して
移動するみたい。

元ゲリラ戦士が大統領になるのはラテンアメリカではキューバのラウル・カストロ
ニカラグアのダニエル・オルテガに続き、ムヒカは3人目

権力の中枢に入っても自分の信念は微動だにせず、ゲリラ戦士からその姿、形は変えても
現在に至るまで闘い続けているホセ・ムヒカ

そんな南米ウルグアイ元大統領の言葉はとてつもなく本質を突いてきて

豊かに生きるとは、何なのか限りある自分の人生時間をどう費やすのか
ふと立ち止まって考える、良いきっかけとなるかも知れせん。

自分が踏み込んだ人生のアクセルをどのタイミングで緩めていくのか、
ましてや自分でブレーキを掛けることは至難の業です。

今、世界的大混乱の中、私も一回立ち止まる時間ができました
辺りをゆっくり見渡しています。

人生時間には限りがあるから、改めて自分の大切な時間を見つめてみたいと思います




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